フルスクリーンまたは分割表示でアプリケーションを表示対象にする

多くのアプリケーションでは、1 つのアプリケーションをフルスクリーン（アプリケーションが画面全体に表示されます）で操作したり、もう 1 つのアプリケーションを開いて両方のアプリケーションを分割表示で横に並べて使用したりすることで、画面を隅々まで活用することができます。デスクトップに気を取られずに、ウインドウの内容に集中することができます。

メニューバーと「Dock」には、必要なときに簡単にアクセスできます。また、デスクトップ、フルスクリーンまたは分割表示のその他のアプリケーション、および作成した操作スペースは、スワイプするだけで表示できます。

アプリケーションをフルスクリーンで使用する

フルスクリーンは、一部のアプリケーションではサポートされていません。

アプリケーションウインドウの左上隅にある緑色のボタンをクリックするか、Control ＋ Command ＋ F キーを押します。
フルスクリーンで、以下のいずれかの操作を行います：
- メニューバーを表示する／隠す：アプリケーションのメニューにアクセスするには、画面上部にポインタを移動するか、画面上部からポインタを離します。
- 「Dock」を表示する／隠す：「Dock」の位置に応じて、画面下部または左端／右端にポインタを移動するか、画面下部または左端／右端からポインタを離します。
- フルスクリーン表示中にほかのアプリケーションとの間で移動する：トラックパッドまたは Magic Mouse 上で左右にスワイプします。詳しくは、トラックパッドとマウスのジェスチャを調べるを参照してください。
フルスクリーンでのアプリケーションの使用を停止するには、ポインタを画面の左上隅に移動してから緑色のボタンを押すか、Control ＋ Command ＋ F キーを押します。

ヒント： フルスクリーン表示にしないでウインドウを大きくしたい場合には、Option キーを押したまま緑色の最大化ボタンをクリックして、ウインドウを最大化します。ウインドウは拡大しますが、メニューバーと「Dock」は引き続き表示されます。前のウインドウサイズに戻すには、もう一度 Option キーを押しながらボタンをクリックします。

アプリケーションのタイトルバーをダブルクリックしても、ウインドウを最大化できます。代わりにアプリケーションが「Dock」にしまわれる場合は、「Dock」環境設定でタイトルバーの設定を変更できます。

2 つのアプリケーションを分割表示で使用する

分割表示は、一部のアプリケーションではサポートされていません。

アプリケーションウインドウの左上隅にある緑色のボタンをクリックしたままウインドウを目的の側にドラッグしてから、ボタンを放します。
画面のもう一方の側で、操作したい 2 つ目のアプリケーションをクリックします。
分割表示で、以下のいずれかの操作を行います：
- ウインドウのサイズを変更する：真ん中にある区切り線バーを左または右にドラッグします。
- 左右を変更する：ウインドウのツールバーを使って、ウインドウをもう一方の側にドラッグします。ツールバーが表示されていない場合は、ウインドウをクリックしてから、ポインタを画面上部に移動します。
- メニューバーを表示する／隠す：アプリケーションのメニューにアクセスするには、画面上部にポインタを移動するか、画面上部からポインタを離します。
- 「Dock」を表示する／隠す：「Dock」の位置に応じて、画面下部または左端／右端にポインタを移動するか、画面下部または左端／右端からポインタを離します。
分割表示でのアプリケーションの使用を停止するには、そのウインドウをクリックし、メニューバーを表示して、ウインドウの左上隅にある緑色のボタンをクリックするか、Control ＋ Command ＋ F キーを押します。
もう一方のアプリケーションが拡大してフルスクリーン表示になり、Spaces バーでアクセスできるようになります。フルスクリーン表示でのアプリケーションの使用を停止するには、ポインタを Spaces バーにあるサムネールに移動して、サムネールの左上隅に表示される「削除」ボタン（）をクリックします。

ヒント： 1 つのアプリケーションをすでにフルスクリーン表示で操作している場合は、もう 1 つのアプリケーションをすばやく選択して、分割表示で操作することができます。Control ＋上矢印キーを押すか、3 本指で上にスワイプして Mission Control に入ってから、ウインドウを「Mission Control」から Spaces バーにあるフルスクリーン表示のアプリケーションのサムネールの上にドラッグします。Spaces バー内で、一方のアプリケーションのサムネールをもう一方のアプリケーションのサムネールの上にドラッグすることもできます。